おはようございます!
株式会社大平組 労務担当です。
本日は、建設業における退職金制度についてお話しさせていただきます。
建設業では、建設業退職金共済制度に加入いたします。
建設業退職金共済制度とは、
建設業で、はたらくこととなった1日目から加入します。
1年以上勤務しますと退職金が支給されます。
また、建退共制度で退職金が支給されるのは、労働者が企業をやめたときではなく、建設業ではたらかなくなったときで、そのまま他の企業で建設業を続ける時には、継続することが可能です。
建設業退職金共済制度の管轄は、厚生労働省の独立行政法人・独立行政法人勤労者退職金共済機構にて運営されますので、安心でもありますし、一般企業の退職金は、3年以上勤務(あくまで一般論です)したことが条件であることが多いので、比較しますと、とても有利であると言えます。
中小企業退職金共済法(e-govへ遷移します)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=334AC0000000160
独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部
https://www.kentaikyo.taisyokukin.go.jp/index.html
似たような制度に、中小企業退職金共済制度がございます。
中小企業退職金共済制度
https://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/
中小企業退職金共済法に基づき設立され、こちらも厚生労働省の独立行政法人・独立行政法人勤労者退職金共済機構にて運営されています。
建設業退職金共済制度との一番の違いは、しごとをはじめた1日目からの加入義務がない点です。弊社の場合ですと、試用期間(3ヵ月)を経てからの加入になりますが、企業によってさまざまで、企業の就業規則に定めた退職金制度がある場合、3年目以降しか加入しない、3年目以降に退職金が受け取れるように2年目以降に加入するといったケースもございます。
入社に際し、きちんと確認することをお勧めいたします。
株式会社大平組 労務担当
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